図面の基本<投影法>

2019/04/20

図面の基本を学ぼう

意匠出願において図面は非常に大事な書類の一つです。意匠図面は製図法を基本に、意匠制度独自のルールが加わった図面と言えるでしょう。この記事では、図面の基本となる製図法を紹介します。

 

投影法

図面とは、投影法によって表されています。原理は単純で、対象物と視点との間に投影面を立て、そこへ三次元である対象物を二次元の投影面に映しだすことである。

 

投影法の種類

投影法には様々な種類があります。投影法という基本原理があり、平行投影法、透視投影法の二つに分けられ、それがさらに枝分かれしていきます。

投影法の種類をすべて正確に暗記する必要はないと思いますが、意匠図面に関わる大事なことなので、それぞれの投影法の意味を理解しておく必要はあると思います。

 

投影法による見え方の違い

 

同じサイコロであっても、図法によって見え方が異なります。それぞれ特徴があり、用途によって図法を使い分けます。右から2つめの斜投影法も正しい図法の一つですが、見た目の印象が不自然であることと、立体図の知識が無い方がよくやる描き方なので図面のプロフェッショナルの方は好んで描くことはありません。

それぞれの投影法については、個別の投稿をご覧ください。

正投影法

図法, 図面

Posted by DPDI Kato